フォト
無料ブログはココログ
サイト内検索
ココログ最強検索 by 暴想

« 夜鳴くセミ | トップページ | 哀しい夜を待って »

1998/08/09

螺旋の流行

また今度ね 軽くあしらうふりをして
本当は震えている
自分自身に
乾いたアルゴリズムを 強いている−

一言でいい
言葉があるなら
目を合わせたときに感じただろう
その気持ちを そのまま

強がらない
誰だって一人では生きられない
自分の居場所を探しに
旅をしている

涸れたはずの涙が 戻ってくる

流行が螺旋のように繰り返す
時の流れは止められない もう後には戻れない
それでも変わらないものを見つけたくて
いつしか臆病になっていた−


思うことは簡単
それだけで人間
大勢の中を漂っている
いっそ他人ばかりならどんなに気が楽だろう

髪を染めたり
道に外れたことをするのも
少し違う気がする
それじゃ満たされない

もうすぐ秋 またやってくる季節

ためらいも螺旋のように繰り返す
寄せては返すだけの 波が内にある
それでもその手をつかまえておきたいと
いつしか卑怯になっていた−

「愛」なんて言葉 信じたくない

悲しみがひずんだ心に浸みる
あの時別れ際に交わした言葉を
やっぱりと心にしまう
いつしか薄れるものと期待しながら−

1998,08,09 01:00

« 夜鳴くセミ | トップページ | 哀しい夜を待って »

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/83711/4432581

この記事へのトラックバック一覧です: 螺旋の流行:

« 夜鳴くセミ | トップページ | 哀しい夜を待って »