ESCAPE

2009, 02, 12 木曜日

Torimiki02おしり洗浄・・・・っと  あ痛っ!
誰じゃ!こんなに水の勢いを強くしてんのは!
普通の3倍はきついぞゴルァ!

シャア専用ウォシュレットかっ!

もしかしたらキレちゃったかもしれんじゃないか!

というわけで思いがけずも温水便座が赤い水勢になってしまったごんです。みなさんいかがお過ごしですか?


去年、時間が少し空いたのでふらっと入った旭屋書店のSF文庫コーナーで“たまたま買い”した文庫を最近やっと読みました。

もともとは、20年以上前に買って読んだ(発行日はもっと古い。1960年代)K・H・シェールの『地底のエリート』『地球人捕虜収容所』『宇宙船ピュルスの人々』を読み返していて、松谷先生訳の『地球への追放者』だけを読んでなくて、読みたいと思いながら20年以上経ってしまった今、急に読みたくなって、でも既に廃刊になってるものだし・・
ネットで古本を見つけ、取り寄せて読んだことがきっかけで、またSFを読みたい衝動が出てきたことからです。


自己分析すると、現実世界に愉しさや喜びを感じられずに逃避している可能性もあります。


たまたま買いした本は、子供のころ図書館で子ども向けSFとして書かれていた『鋼鉄都市』(アシモフ)、読んだことなかった『自由未来』(ハインライン)。
ハインラインを読んだのは多分初めてですが、その『自由未来』の内容のエグさにグロッキーになっているところです。
ここまでシニカルにここまでリアリスティックにエグいことを書けるのか・・・
でも、今の中国大陸ではつい最近の清の時代まで宦官のしきたりがあったから、なんにも不思議なことはないのかもしれません。(これでどこにショックを受けているかわかりますね)

1109892529582

そもそも、書籍(特に小説とかSFとか)は、映画とかテレビとかでは到底表現できない表現がある。行間を読ませるってことですね。映像だと、その現象やモノを映し出さなくては話が進まない。でも“映像がない”ということで、より読み手や聞き手に強く表現できることもある。
これはラジオドラマにも通じる。僕はテレビドラマよりもラジオドラマの方が可能性が広いと常々思っているのもそこにあります。オーソン・ウェルズの『宇宙戦争』を持ち出すまでもありません。

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夢見るシェルター人形

2006, 02, 23 木曜日

06-02-22_12-25今日は税理士記念日です。
よみうりテレビのお天気おねーさんの米畑詩子ねーさんが結婚するらしい。
ふ~ん。


今日の昼、紀伊国屋梅田店に行きました。
そこのイベントコーナーで、『絶版もの特集』というような、いわゆるもう版を重ねていない文庫本の古本が並べてありました。

何の気なしに見て回ると、そこになんと『ペリー・ローダンシリーズ、1~240巻』というビニール包装されたパックを見つけました。すごい!
確かにハヤカワSFとか創元推理文庫とかで読みたいけどもうないやつっていっぱいありますからね。でもローダンは105巻まで持っているし、それ以降が欲しいんだけど・・・

第一、240巻セットが\118,000って、ちょっと吹っ掛けすぎじゃないかなぁ。
定価ベースで計算しても、1巻340円×240巻で、\81,600。
たっか~。
106巻行こうだけ売ってくれないかなぁ。
電話して聞いてみました。

「イベントコーナーですよね・・・価格の問い合わせもバラして売ることもできません」

あっ、そうですか。

なんか奥歯に物の挟まったような言い方は、多分紀伊国屋がやっているんではなくて、外部の古本屋さんがやっているからなのでしょう。

あっ、そうですか。じゃ、いいです。

06-02-22_12-27

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お茶の間でDANCE

2005, 08, 11 木曜日

05-08-10_19-06と言うわけで私が、道端に蝉がひっくり返っていると、土のある場所か街路樹の根元に置き直しているごんです。皆さん、いかがお過ごしですか?

今日の朝も、階段の途中にひっくり返っているヤツがいたので、せめて土の上か基の根元で死なせてやろうとひっくり返っている上に指を差し出すと、掴まってきました。
そのまま1回まで降りている途中に、

ちくっ。

いてっ!

なんと木にとまっていると勘違いしたのか、樹液を吸おうと口先を伸ばして指に刺そうとして来たのです。
「おまえなぁ~」

そのまま無事植木の根元に置いたのですが、昼間にあと2匹舗道からよけました。
舗道で踏みつぶされたらただのゴミになってしまいますが、土の上なら蟻が分解し、木の栄養になり、命は繋がっていくのです。

小ネタより。

韓国人男性、ゲーム50時間連続プレイで死亡

韓国で50時間オンラインゲームをやり続けた男性が死亡

「死因は極度の疲労による心不全とみている」と述べた。
ゲームをやるために仕事をやめたそうです。10代かと思いきや、なんと28歳です。
死んだ人に対してどうかなとは思いますが、バカなんじゃないですか?

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■慣れっこのアナウンスとともに

2005, 01, 31 月曜日

もう毎日のことになってしまっている、帰りの電車で「本日、人身事故のため・・」
そんな中でおっさんが読んでいた夕刊フジ。

『中尊寺ゆつこ 急死 S字結腸ガン』

ヒメディア

そうか・・・
そう言えば昔東芝ダイナブックが新発売の時に、得点として「中尊寺ゆつこの だ・か・ら ダイナブック」というビデオをつけて販売していたが、中身を見てみると、最初と最後にちらっと出てくるだけで、途中はずーっと「平野文のだからダイナブック」だった。

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■あすなひろしストーリー

2005, 01, 02 日曜日

昔、秋田書店の週間少年チャンピオンに、季載のようなかんじで、たまにあすなひろしの「青い空を、白い雲がかけていった」が載っていた。

今ふっと思い出した。

主人公のツトムを通して、心の動きを切り取り、コマの中からささやきかけてくるような作り。
今こういう物を書いても採用されないだろう。
今こういういい物を読みたいと思っても、編集が取り上げないだろう。

今の週間マンガ・・読んでないけど、電車の中でいい年こいてひろげて読んでるやつがいて、そのコマ割りなんかを見ていて、劇画調の大ゴマや叫び、書き文字だらけのものか、ろり要素が入った現実逃避エロマンガしかない。

ハリウッド映画が流行った原因とも近いのだろう。
激辛ブームのあと、ただ単にラーメンに唐辛子や胡椒を大量にふりかけたり(俺だ)、毎回1本どっさり乗せて食べるようになり、ごはんにも唐辛子、しまいには辛子成分をそのまま食べたりするようになる。
肝心の食べ物本体に味付けとして添えるだけの物を、食事の目的物としてしまう。
手段が目的化している。マヨラーなんかも同じかな。

マンガの話に戻ると、刺激や衝撃、性的興奮のみを得ることがマンガの目的になってしまってるんではないかな?ある意味やおいマンガと同じ。
本来書き綴らなければならない“ストーリー”や“言いたいこと”などの部分がすっぽりなくなっている。
まあ、今の時代、子供も大人もそんなものを求めていないのだろう。
暴力シーンを見たい、セックスシーンを見たい、女の子を辱めるところを見たいなどのゲスな輩ばかり。女にも居るだろう。

去年あたりから、泣く映画がはやり始めている。
これはいい加減ハリウッドに拒否反応が起きたからではないか?
飽きてきたんだよ。

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■ご本を読みませう

2004, 08, 28 土曜日

また本を買ってしまった・・・・

数日前に、市川拓司の「いま、会いに行きます。」を買ったばかりなのに。まだ読み始めてもいないのに。それにしてもこの人って俺が知っているだけであと1冊出している。デビューしたてと思っていたが、けっこう仕事してるんだ。いいなぁ。ホンを書くことと出せることは別だからね。でもこの人の本の中味の世界、世界観・風景はいつもおなじプラスチックの世界みたいだけど・・?

もとい。今日は4冊も買ってしまった・・・・
やっぱり俺が本屋に行ったらだめだね。だれかに体をぐるぐる巻きにしてもらってから行かないと。できたらその紐の端っこをかわいこちゃん(死語)に持っていてもらいたいな。

お?鴻上の本じゃん。手にとり、ぺらぺら・・・
あーーー!買うつもりなんて無かったのに~!
『ラブ・アンドセックス』(1400円)買っちゃったよ~
あ、やらしい本じゃないからね。そう思ってる人は本屋で確認するべし。
しっかし鴻上の本ってへんに理屈っぽく感じるときがあるな~。それが本人の理屈なのか世間一般の理屈なのか、時々錯覚する。

『輝くバカテスト大賞!』700円
アホや・・・・こんなん買っとる・・・

『パペットマペットのショートコント大作戦』
まるで絵本なのに、1200円もする・・・・・

『こんな○○は××だ!』鉄拳 1200円
・・・・

はっきり言って、バカである。
もし今抱えてる借金が、実はこういうたぐいの物ばかり買っていてふくらんだとしたら(そんなことないけど。生活費だから)、死ぬしかないな。

そんな“オレ”は、“人間のカス”だ!

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■文学賞の脱力

2004, 03, 02 火曜日

「蹴りたい背中」を読んだ。
仕事が暇で事務所に一人きりの一日。
読むつもりで持っていった。
一日で読めた。

脱力した。

でも、感じたのは、
太宰だった。

この子も血を流している。

・・・・ここで終わるつもりだったけど、付け足し。世間ではこれを蛇の足と言うそうな。

狭い狭い子供の世界観から見た他の自我との公約数範囲を増やしていく過程でのごく当たり前の感じ方。確かに所々に今までにない表現としての言葉がキラリ、ちらり、見えてはいたけれど・・・・

殉教

いつか私は殺されるだろう。
幼き者たちの手によって。
罪なきものたちの手によって。

異端者を捕らえ、排除することが
この世のならい。
皆の願いだから。

きっと私は殺されるだろう。
死なないために生きているだけの者たちに。
個ではなく、群れとなると、多分それは正義。
隣と違わないという安心感。
きっと明日があるといういわれのない自信。
それでいて、周りと同じように
皆不安なフリをするのを忘れてはいないのだ。


たぶん中学の頃に書いた文。
当時は震える神経束であった僕は、ベースクロックの高さも相まって、1分が永遠だった。

それが今ではどうだ・・・・?

「付けたい蛇の 足にピアス」
意味不明。

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■いいのか!?こんなこと!本当に蹴りたいぞ

2004, 02, 12 木曜日

帰りの電車の中の吊り広告。

芥川賞のふたりの本、全文掲載!!
『文芸春秋』2003年2月号に全文掲載(2/10発売)

なんと!もう買っちゃったよ!

検索したらこんなところもヒットした。
映画になったら主人公はちるるちゃんがいい、って言ってるし。

あるサイトの文(勝手に引用した。ごめんなさい)
綿矢りさ『蹴りたい背中』と金原ひとみ『蛇にピアス』、単行本2冊合わせて2,310円するが、もう少し我慢すればたったの780円で読める。「文藝春秋」3月号にどちらも全文掲載されるのだ。しかも選評も全員分のが読め、受賞者インタビューまである。どっちが得か、よーく考えてみよう。

本を買ったご褒美に、りさちゃん、つきあってよ。

ああ、堕落した文章。第一まだ読んでないし(最低)。

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■自虐への共感

2004, 01, 22 木曜日

芥川賞 蹴りたい背中 女子高生の微妙な心理が描かれているという。
表紙の少し横を向いた女の子は、明らかに作者の女の子だ。
普段から物静かで、はしゃいだりしないタイプと見た。
全くの独断だけど。

読んでみたくはある。

高校生だった自分の姿を、赤裸々に描くことによって共感を呼び、また興味を誘い、注目されているとしたら、彼女は30歳になったとき、一体何を書くのだろう。

枯れるなよ。

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■綿矢りさのささやき。

2004, 01, 16 金曜日

昨日もんもんさんのところの掲示板にも書いたけど、芥川賞受賞した人が、19歳と20歳の女性だということで、
とりあえずはおめでとうと言いたい.

綿矢りささん(19)「蹴りたい背中」金原ひとみさん(20)の「蛇にピアス」

綿矢りささん、かわいい。芸能人でだれだったか、似ている人がいたような・・
木内なんとか・・・アデランスかアートネイチャーのコマーシャルやってなかったっけ?まあいいけど、かわいくて知的で、茶髪にするような人間でもなくて、いいなぁ。
こういう人が好きだって男は多いんじゃないかなぁ?

でもこういうと、炉だと決め付けるやつもいるんだよね。冗談じゃない。

でもしゃべったらすっごく性格悪かったりして。

一方、金原ひとみさん、タイトルどおりのイメージだね(笑)。

こういう受賞できるってのは、実力もそうだろうけど、めぐり合わせ
それが世に出るというのは、なにがしかの偶然や運が大きくかかわっているのではないか?

そう思ってしまうのは・・・・

はい。僕が駄目な人間だからで~す。

インターネットのニュースで「若い女性2人が記録更新したことで、文学界に新風が起きそうだ。」とコメントされていたけど、新風なんて起きないって。中堅どころの作り手がすっぽり抜けているだけなんだから。文学と関わらない世代なんだろう。

確かに文学にかまけている暇はなかったかもしれないね。僕らの世代は。青春時代はバブルに翻弄されて、仕事世代になると仕事がなくて。文学自体にあまり価値を見出していなかった、よりどころを持たなかった感がある。
それから考えると今の若い世代は(もちろんピンきりでばらつきはすっごくあると思うけど)、文章を読む、文章を書くことができるぐらい浮かれていず、余裕もあるのかもしれない。

日本の将来、そんなに暗くもなさそうだ。

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■違うシリーズにすればいいのに

2003, 07, 28 月曜日

水戸黄門をちらっと見た。
照英がトンボを切ったり後ろが爆発したり
こんなの水戸黄門か?

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■エクセル、使ってる?

2003, 07, 22 火曜日

エクセルで簡単なリスト参照印刷処理をさせようとしていた。
図書館に行って、例のローダンシリーズを借りるためには、
検索用パソコンで資料番号を検索して小さな紙の“書庫所在資料請求用紙”に
書き込んで書庫から持ってきてもらわなくてはならない。
古い本だから。
それでも117巻目の「秘密衛星トロヤ」が所蔵になかったのは驚きだったが、
大阪市立図書館から取り寄せてくれた。
ともかく、書庫から出してもらうために検索するのだが、これがまた“ペリー・ローダン”では検索できないのだ。
その本ごとの表題があって、それでしか検索できない。
しかたなく家に帰ってココの資料をもとに資料を作ってから再度検索し、用紙に記入して借りてきた。
しかし、すでに286巻まであるシリーズ。いちいち手で書いていては仕方がない。
と言うわけですでにEXCELで表にしてあるデータに資料番号の項目を追加して、自動的に用紙が印刷されるようにしたいのだったが、これがなかなか。
結局lookup関数で簡単にできたのだが、遠回りしてあれじゃないこれじゃないと無駄な時間を使ってしまった。
やっぱり普段から使ってなかったら、忘れちゃうのね。
ロータスの方がまだ得意だったりして。

オロナミンCのCMでなんとか愛という足の長いモデルが、黒のビキニを着て大磯のプールサイドみたいなところで屈伸をして股おっぴろげたりしてる。
ええなぁ。

くっそー、海行きてぇなー

今日もここを押す。
よかったらココも押す。

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■買うよりは安い。

2003, 06, 26 木曜日

図書館に行ってきた。このあいだ行ったときは、検索用のパソコンがあったけど、タイトルが長すぎて280冊全部出てくるし、どれが目当ての156巻目なのかがわからなかった。そこで資料を作っていってタイトルで検索した。

在庫は2冊と出てくるのに、本棚にはない。印刷した資料をもってカウンターに行く。係の女の人は、資料を見てぎょっとしていたが、「この106巻から110巻までを借りたいんですが、本棚にないんです」検索すると、書架にはないが書庫にはあるということだった。倉庫まで取りに行ってもらって、借りてきた。
さすが中央図書館。なんでもある。
待っている間にNHK人形劇の歴史というほんをペラペラと見た。
すごいなぁ。こんな本もあるんだ。
宇宙少年シリカだったかな?、ひょっこりひょうたん島はもとより、プリンプリン物語とか。

近大生だったか、40人以上婦女暴行して、その日時やいきさつを事細かに大学ノートにつけていたやつが逮捕された。

大学生って、ひょっとしてバカなのか?

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■リクエスト曲は、『初恋』です。

2003, 06, 24 火曜日

Separation、買ってきた。
最後まで、哀しい結末まで読んだ。
日本的な、明治以降の西洋文学と少し混ざったときのような予定調和の終わり方。
映画『チンピラ』のエンディングが2つだったのと同じような感じ。

彼と近い感性なのかもしれない。
市川たくじならわかってくれるような気がする・・
先日も書いたような、セックスによってしかつながらない関係ではなく、相手の存在自体を欲するような関係。幼いと言われるかも知れない。僕自身がたぶん精神年齢が低いのもあるのかもしれない。世間と比べると10年ほど遅れているような気がする。

★ ★ ★ ★


チンペイさん、よしこさん、ばんばさんおはようございます。このあいだ初恋の話をしていましたけど、僕も同じような経験があります。
 あれは中学二年の夏でした。僕の母方の田舎が石川県で、その年は家族で帰省していました。そこからの帰りのことです。
お盆帰りの車のラッシュで海岸沿いの道はとても混んでいて、一時間たっても少ししか走っていないという状態が続いていました。
ふと、対向車線の乗用車の後部座席に目がいくと、そこには目がくりっとしたとても可愛い女の子が座ってたのです。
僕はその子の顔に釘付けになりました。運悪くその時車が動き出し、その乗用車とも離れてしまいましたが、しばらくたっても、夜になってもその子の顔が忘れられなかったのです。
 新学期が始まり、久しぶりにクラスメートと会ったとき、僕はあっと思いました。
なんとあの乗用車の中の子とそっくりな女の子が同じクラスに居るのです。
目立たない子だったので僕はその子の事を知らなかったのですが、どう考えても似ているのです。
 その子があの時の女の子だったかどうかは別にして、僕はそれからその女の子の事がとても気になるようになりました。
授業中も休み時問も体育や下校の時だってその子の方を見ていて、目が合いそうになると恥ずかしくてそらしてしまう。こんな自分が情け無く、はがゆかったのですが、〈付き合う〉という概念がまだ無く、セックスのことは知っていましたが彼女への気持ちの中でそんな事は考えもしませんでした。

幼い心でこの気持ちをどうすればよいのかもわからず、ただ悶悶としていました。
僕は放送部、彼女は水泳部でした。運動場に突き出した形で放送室があり、放課後に彼女がブルマ姿でグランドを走っているのを放送室から見ていました。
小さい頃から哨息など病気がちだった僕にとって彼女の健康さは素晴らしく輝いて見え、同時に「どうせ僕なんて…」と告白の決心を鈍らせました。
秋から冬。僕は生括委員の週番で、放課後、校舎の戸締まりをしてまわっていました。自分の教室に戻ると、そこにはもうひとりの女子の週番と片想いの女の子がしゃべっていました。
僕が「こらっ、週番さぼるなよー」というと、片想いの女の子の方が僕に「たいへんやね。」と言ってくれました。僕は「うん、週番やから。」と答えましたが、その時ほもう天にも昇る気持ちでした。しかし、やはりそれ以上の事は言えませんでした。
 学年が変わり三年生になり、彼女とは隣のクラスになりました。
彼女の姿が見られるのは休育の時間(2クラス合同で男子と女子に分かれて授業を受ける)だけです。しかし、運動神経も体力も無い僕にとってそれはひどすぎました。
なにしろ彼女の前なのです。マラソンなどで「はいっあと一周!おおっとおまえはあと二周やぞ」なんて拡声器で言われたら自分が情け無くなります。
 夏の始め頃、僕は尿検査の結果が悪く、入院して腎臓の検査をすることになりました。修学旅行の直前で、僕は旅行に行きたかったのですが、以前に一人無埋をして修学旅行に行き、死んでしまった生徒がいるらしく、先生に、いくのはやめろといわれ泣く泣く諦めました。
修学旅行に行ったら、旅行先で告白するつもりだったのに… 結局、修学旅行の出発の日に入院、腎臓の細胞を取り出して検査した結果、慢性腎炎と診断され、それ以後は休育も禁止されました。唯一得意だった水泳も彼女に見せられずに夏は終わりました。

 三年生も終わりに近付き、みんな受験体制に入りました。
入院検査で出席日数が足りず休育も見学では点数が低く、内申書の都合から僕は希望校を3ランクも落としました。それでもまだぎりぎりの線で、先生は危ないからもう1ランク落とせと言いました。
家があんまり裕福でないのでできれば公立に入りたかったのですが、ランクをすごく落としていたのでもう後がありません。
これ以上落とすと私立の方がましになります。僕はどうにか職員会議でOKが出るように先生に頼み込みました。
年が明けると頻繁に職員会議に掛けられ、何度も説得されましたが、僕の志望校は変わりませんでした。
毎日毎日勉強して近くの神社にも毎日お参りしました。その頃の僕はあの女の子のことはすっかり忘れていました。
一月、試験前最後の某模擬試験を受けに行きました。試験会場の席は前から縦に番号が振ってありました。
試験が始まる少し前、僕は横の席を見て驚きました。なんと、あの女の子が居たのです。彼女が彼女の友達に、「時計を忘れて時間が判らない」と言っていたので、僕は思わず「俺の時計見せたる」と言いました。今思えばそれが彼女と交わした最後の言葉でした。何故ならその模擬試験の後、僕は急いで友達と帰ってしまったからです。
 卒業式のあと、卒業生が今校の横の市民会館の広場でわいわいやっているとき、彼女が見えました。誰かを捜しているようです。それが僕であったらいいのに、と思いながらも、やはり何も言えずに帰ってしまいました。
 公立の入学試験に受かり、高校生になったのですが、何か心がぽっかり空いているのです。彼女とは別の高校です。振り返ってみると後悔ばかりです。なぜ言えなかったのか、「好きだ」と。その一言だけでよかったのに。あとはなんにもいらなかったのに。
 今では、あの夏に海岸道路ですれちがった女の子かどうか確かめる事も出来ません。
 彼女は消え、僕は詩人になりました。高校の音楽の授業で作曲が宿題になったとき、こんな詞を書きました。

   荒れた時間の後で果てしなく何も無い
   さみしくて君に会いたい
        君に会いたい
   いつもごまかしているこの想い止められず
   さみしくて君に会いたい
        君に会いたい
   いつもけしらんふりで目も合わせられずに
   離れているとすぐつらくなる
    さみしくて
    さみしくて…

 これを書いてメロディーも付けたのですが、提出はせずにもう一曲作って出しました。
 僕はこの後、後悔するのがつくづく嫌になり、もう絶対に後悔するような生き方はやめようと決心しました。昔の友達に会ったら、みんなぴっくりすると思います。
 村下孝蔵さんの「初恋」をリクエス卜します。「放課後の校庭で走る君がいた」というところがズキッときます。歌謡曲を聞いて当時を思い出す事はありますが、これが初めての曲です。それではこれで。乱筆乱文をお許し下さい。

1986,10,5 2:32AM

★ ★ ★ ★

当時ヤンタンに出した手紙。こんなことかいてたんだねぇ(赤面)。

淡い、淡い、淡い恋。

『Separation』や『秘密』を見て泣いてしまうくらい哀しいのは、ひとつはこの時代の自分があったからだと思う。

ひとつというからにはもうひとつあるんだけれど、それはまたこんど。

AM音質の『初恋』

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■松谷健二先生、安らかに。

2003, 06, 01 日曜日

昔買ったペリーローダンシリーズを順番に読んで来た(することもないし)。
とうとう最後の105巻目になってしまった。
次の本、売ってるかなーと近くの本屋に行ってもなかったし、
紀伊国屋なら売ってるかも、と今日行ってきた。

電車に乗って梅田へ。
紀伊国屋に入り、文庫売り場....はあ、やっぱりない。
なになに?...ローダン最新巻、第290巻!?
なんじゃー!もう300巻に届くんかい!
足をのばして旭屋にも行ったが、どこにも240巻以降ぐらいしか置いてない。

帰ってからあわててインターネットで検索してみるが、早川書房のHPは何の役にも立たない。これじゃ注文もできないじゃんか。

ペリーローダンINDEX

↑こんなところを見つけた。その中の、

ここで、松谷教授が1997年に亡くなられていることを知る。

....そうか....知らなかった。
もう6年にもなっているなんて....
ごめんなさい..ってな気持ちです。すみません。知らなかった。
美しい日本語を、ありがとうございました。
僕の書く言葉は、松谷先生のおかげなんです。
本当にありがとう。中学ぐらいの時に出会えて、本当によかった。

依光隆先生も、イラストを描いておられないらしい。
どうなんでしょう。依光先生の絵も、すごくいいのに....
1970年からずーっと、ごくろうさまでした....

書店では、ペリーローダンシリーズは、かならず1巻から25巻までは切らさないように置いておくべきだと思う。それがやっぱり一番面白い部分だと思うから。

阪神、なにやっとんねん!勝ってる試合を、高橋なんかにヒーローになられてたまるか!

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■フレドリック・ブラウンから一言。

2003, 03, 14 金曜日

拝啓 角川文庫 様

貴社の角川mini文庫の『定価200円の殺人』を買いました。
店頭でパラパラと見たのですが、最終ページを見て、「?」

これは...

パクリですね。
全部というわけではありませんが、最後のオチ。
これは、フレドリック・ブラウンの「後ろを見るな」と全く同じです。
創元推理文庫146−7 ISBN4-488-14607-4 C0197
ブラウン短編集「真っ白な嘘」(中村保男訳)に収録されています。

『定価‥』は、内容的には面白いと思います。でもラストは明らかにブラウンを読んで書いたとしか考えられません。

編集部ではご存じでしょうか?

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■図書館ってスゴイ便利かも

2002, 11, 18 月曜日

茨木市の中央図書館に行ってきた。
広い!すごい!ただ歩くだけでずいぶんかかる。
こんなところを今の今まで知らなかった。

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