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嘲笑いのカミサマ

2005, 02, 22 火曜日

あけましておめでとうございます。
2006年元旦、今年も始まりました。

さて、去年のニュースで最大のものは、やはりあのお笑いブームが終焉したことでしょう。

暗い世情を吹き飛ばせとばかりに巻き起こったお笑いブームですが、実のところ、世間のあまりにも暗いニュースに影響されてか、「笑ってばかりとは何事だ」「とても笑う気分じゃない」と、支持する視聴者が減ったこと、またお笑い番組の乱発、若手の乱造によりネタの使い回しなどの質の低下を招き、数十年前のザ・MANZAIと同じ末路をたどったのでした。

変わって台頭してきたのが、極度に暴力的な番組でした。
プロレスのような予定調和の茶番劇でなく、K-1のような通常人とは関係ない怪物のぶつかり合いの日現実感ではない、世間にそのままいるような人々が殴り合い、蹴り上げ、その人間の本質である暴力をむき出しにする、そう言う番組たちです。

例を挙げると、普段同じ仕事場で働いている上司と部下が出演する、『ドツキの金メダル』。無礼講という言葉がありますが、これは究極の無礼講です。もう言いたいことを全部言うことを制約させられて殴り合う。
おかげでわだかまりがなくなり、仕事がうまく行くようになったという報告がいっぱいです。

次に、『ビンタの神様』。これは負け犬になりたくなくて好きでもない結婚を下女たちと世間体と出世のために結婚した男たちのいわゆる仮面夫婦が出てきます。
無理矢理にでもこじつけて相手の悪いところ、不満なところを罵りあい、平手で殴り合う。
終わった後は、もうすでに相手のマイナス点を言い尽くしているので、それからは加点のみになり、夫婦生活がうまくいったという現象が起きています。

このブームに乗ってヒットしたのが、桑名正博の息子、ミュージくん♪の『セクシャル・バイオレンスNo.1』でした。
「~情熱の赤(鼻血)、ときめきの青(アザ)、今溶け出して(グチャグチャ)夢の世界へ(失神)
Ah~そこかーらーさきーはー タイーホ」

紅白にも出演する勢いでした。


当初は世間もこのブームに対してしかめっ面をしていたのですが、逆に犯罪率は激減。政府はこれは代償行為だと認め、15歳以下には見せないように通達を出した上で事実上の黙認をしています。
この効果をもとに、政府ではアダルトムービーのモザイクなどの規制を撤廃する方向で検討しているようです。性犯罪の抑止と、性教育を併せて行えるということで来年度にも法案が通る見込みです。


・・・・って書いてたら、TBSのニュース23で『笑いがブームだ』と筑紫さんが言っておりました。
これでニュースステーションで言い出すと、本格的にブームは終わりですな。


追伸。ピアスの穴を開けた女はキライ。

0:02:51 映画・テレビ | |

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