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■遅ればせながらMATRIX

2002, 03, 11 月曜日

を見ました。いゃあ、すごい。映画館で見たのではなく、DVDで見たのです。
そう、この間付けたドライブで映画が見たいなーって思ってて、中古を探していたのです。
中古で1800円、これが高いか安いかは別にして、買ってよかった。
ここから先の話は、映画を見た人にしか分かんないかもしれないけど、書く(笑)。

これは明らかに東洋思想ですね。心が認めたもののみが存在に入る。自分の認めたもののみが自分にとって存在するもので、認識する前は存在しないと同じ、いや存在すらしない。
ブッダの説いた(のかな?)仏教典のなかの話、色即是空、空即是色。目に見える、触れる、感じるものは存在せず、現世もまた幻なり。と言うような解釈でいいと思うのですが(詳しい方ご教示ください)、逆に言えば心次第でこの世の感じ方はどうとでも変わるということ。小さい意味では自分の心持ちを変えて、この世界にいくらでも適応できると言う捉え方と、大きい意味になると自分の考えでこの世を創造することさえできる、と言う意味にもなるかも。
エヴァンゲリオンとも通じる流れだなぁ
というか、20世紀の終わりになって、どうしても西洋の唯物論だけではこの世を何ともできないという気持ちから東洋思想が流行ったからのようにも思える。

創造の神は
五感を超越している、
六感も超越している、

至上
無限
宇宙を貫く心
宇宙を貫く生命
宇宙を貫く法則
真理
光明
知恵
絶対の愛。
これらは大生命−絶対の神の真性にして
神が現るれば乃ち
善となり、
義となり、
慈悲となり、
調和おのずから備わり、
いっさいの生物処を得て争うものなく、
相食むものなく、
病むものなく、
苦しむものなく、
乏しきものなし。

神こそすべ渾ての渾て、
神は渾てにましまして絶対なるが故に、
神の外にあるものなし。
神は実在の全てを蔽う。
存在するものにして
神によって造られざるものなし。
神がいっさいのものを造りたまうや
粘土を用い給わず、
木材を用い給わず、
槌を用い給わず、
鑿を用い給わず、
如何なる道具も材料も用い給わず、
ただ心を持って造りたまう。
心は全ての作り主、
心は宇宙に満つる実質、
心こそ全能の神にして偏在したまう。

この全能なる神、
完全なる神の
心動き出でてコトバとなれば、
一切の現象展開して万物成る。
万物はこれ神の心、
万物はこれ神のコトバ、
すべてはこれ霊、
すべてはこれ心、
物質にて成るもの一つもなし。
物質はただ心の影、
影を見て実在と見るものはこれ迷。
汝ら心して迷いに捉わるること勿れ。
汝ら実在は永遠にして滅ぶることなし。
迷は須臾にして忽ち破摧す。
実在は自在にして苦悩なし
迷いは捉われの相にして苦患多し。
実在は真理、
迷は仮相、
実在は五感を超越し
第六感さえも超越して
人々の感覚に映ずることなし。
(聖教 甘露の法雨より 神の部)

子供の頃から手近にあって読んでいた本とかに、古い医者の書いた古い本があって、その中に、実際にいろんな事例があって、その処方などをするときに、「本当にこの人は病気なのだろうか。実は病気は人間が作り出している、自分で(無意識に)その状態に持っていってるんではないだろうか」という感想が書いてあり、なるほどなぁと8才ぐらいの子供は考えたのである。「心とカラダと運命」医学博士 徳久克己著 日本教文社刊 だから、一昔前の風邪薬のCM、「風邪は国民の休日です」は、実に深い意味がある、と思っている。実際、自分自身では、”風邪の菌”というものは存在せず(本当に無いらしい)、人間が疲れてくると雑菌を呼び込んで繁殖させ、身体を休ませる仕組みと思っている。

そんな自分だから、逆にMATRIXの世界は納得しすぎて怖い。
登場人物の中の一人が裏切り、MATRIXに支配される方を選び、機械が見させてくれる夢に戻りたいと言い出す。
どちらが幸せかは考えさせられるところだ。
このエピソードで、昔の映画「ジェイコブス・ラダー」を思い出す。
あれも感じた物が現実か、夢かを判断するのは結局自分であるし、強引に拡大すればスターウォーズのフォースだってその臭いがする。

人間って、なんだろね。

この方向の話は書けば長いので、また機会があれば、書こうと思う。

追伸:セイン・カミュのおじいさん(ひいおじいさん?)が、あの「異邦人」のカミュだって知らなかった!みんな知ってた?

0:00:01 映画・テレビ | |

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