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■コピーコントロール?冗談じゃない!

2002, 03, 14 木曜日

いやあ、自分のHPをいくつも作ってると、ウィルスメールがたまるたまる。
気に入らんやつがいたら、HOTMAIL経由で送りつけてやろうかしらん。なんて。うそうそ。(この引き70年代。)

今日のニュースでコピーコントロールCDが発売されたと言っていた。
つまり、MDには録音できるが、パソコンやCD−Rには移せないということらしい。「違法コピーを防止する」目的らしいが、こっちの意見としては、空振りすると思う。
そもそもコピーとは何なのか。知的所有権とは何なのか。

音楽業界曰く、「CD−Rの普及に伴ってCDの売り上げが落ちた、これは違法コピーのせいだ」と主張する。つまり、「CDが売れないのは我々が悪いせいじゃない。あいつらのせいだ。」と宣っているわけだ。

しかしちょっと待っていただきたい。ほんとうにそれだけなのか?


テレビではCD−Rドライブの普及のグラフと、CDの売り上げのグラフを重ねて、これこれこのように影響があると言っている。

まさか本当にそうだと思っているのだろうか。

僕は、業界こそ、本当にはそんな風に思っていないと思う。
そもそも僕が音楽業界の片隅に、それも片足を入れていた(15年前)ときも、「レコードの売れ行きが昔に比べて悪い。」という話はさんざん聞いた。その時は「業界に旋風を巻き起こす、新鮮さを取り入れるため」僕ら若手を発掘しようとしたプロジェクトがありーの、より低年齢化の(当時はまだノープロブレムだったロリータ領域の)方向に行きーのしていた。

それでも売れない。彼らは言った。「レンタル屋が雨後のたけのこのごとく続々誕生しているのが原因」バカ言え。

はっきり言う。いいものなら金を出して買うさ。手元において置きたい物はある。それならちゃんと買う。しかし、このご時世(特にこの2−3年)、おいそれと買えないじゃないの。昨日の宇多田ヒカルでもどんだけ悩んだと思ってんだ。しかし、ちょっと聞いてみたいとか、買うまでもないけどアルバムに入ってはいてもラジオで流れていない曲も聴いてみたいって時はあるじゃん。そんなときは30年昔なら友達に借りてた。狭い範囲で。また、FMレコパルやFMステーション、FMファンをチェックしてテープに録音したり、リクエストしたりしてた。また、曲を覚えて、自分で歌っているだけでも満足することだってある。それでもその曲が好きなことには代わりがないし、音楽を愛していた。

ところが昨今の音楽業界、もうはっきり言うね。AVEXを初めとした、CMタイアップと人気ドラマタイアップ、また大量の資金にものを言わせたプロモーションでしか曲が売れない現状、裏を返せば、そうしなけりゃヒット曲はできない、ということを白状しているだけじゃん。みんなもう曲なんて聴いちゃいないのよ。しみじみ味わっちゃいないのよ。大量に作られ過ぎて、大量に流され過ぎて、聞く方も飽和状態になってるのよ。確かに大量の社員、従業員を養っていかなくてはいけない会社がもういっぱいあって、そのために連発するのはわかるけど、それはもう完全に音楽ではなくて、商社のやることになってるわけ。出版業界の中の漫画雑誌分野と一緒。社員の給料のために続けざるを得ないわけ。そんな動機で、いいものが造れる?いいものができる?
今のパソコン業界とも通じるし、あ、今の日本の産業全体にも通じちゃうかもしれない一面の真理がそこにある。
コンビニで買ったパンを半分以上食べ残して捨てていく子供が多いぐらい食材について飽食しているとおんなじように、音楽ももうお腹イッパイなの。
服部さんと小林さんが盗作で騒いだぐらいイッパイなの(実は、僕はあの曲は酷似していると思っている)。

今や歌っている、もしくは作っているアーティスト(この言い方も本当はキライ)の過去などをドラマティックにプロフィール化し、信者を増やして売るしかない。そんな時代なの。

そこで話が元に戻って、さて、あなたが今買いたいCDはありますかっときたもんだ。熱狂的なアイドルオタクやなんかのきっかけでファンになったアーティストのものを買い続けると言うのは除くと、普段の社会生活を営んでいる人間には、あまり価値のない分野になってはいないかい?風を見たかい?(もういいって)

CD−Rのせいにしてはいけない。

誤解の無いように言っておくが(この日記、この言葉ばっかり。)違法コピーして売ろうなんてことは、とんでもないことで、そんなやつらは懲役刑の重いのを科して、うーんとお灸を据えるべきだ。
その上で、自分の気に入った曲だけを集めてCDにすれぱ、とかMP3にすれば、と言う楽しみさえ奪っちゃうよ~んという業界の宣言は、受け入れられないと思う。ともすれば音楽業界より巨大なマーケットになったパソコン的電子機器業界の売り上げの前に、(特に東芝やソニーのようにレコード会社を抱える母体)つぶされるか、無視されるか、その他でうやむやになってしまい、その上、いいブツが出ないCD業界はますます寒い風が吹くばかり。そう思う。

違うのよね。

もう、何十万枚初日に売れたとか、何百万枚売れたとか、マスメディアで扇動して売れる時代ではなくなっている。確実に違って来ている。
そもそも、マスコミをはじめメディアを発信する方が、はるか昔から「個性の時代」って言ってきてるじゃないの。国民全員が一つの曲を好きになるなんて、リンゴの唄で終わりなの。
CD−Rをさらし者にするなら、MDは?なんでOK?もちろんCD→MDが第一世代しかコピーできないのは知ってる。しかし、違法行為をしている奴等はコピーガードを外してやってるよ。迷惑を被るのは一般の消費者。あなた方が一番買って欲しい一消費者の人々。じゃ、テープは?はるか昔からあるフィリップスコンパクトカセットは?技術が進んでヒスノイズさえ我慢したら、十分聞けるし、外で聞く分には却っていいかもしれない。CDのような完全ノイズなしのものは外でウオークマンで聞いていると現実感なくすからね。

ちょっと前に、DATが策定されて、CDからのデジタルコピーができないようにしよう、と言う案に日本のシンセサイザー奏者で作曲家の冨田勲氏(リボンの騎士とかジャングル大帝の作曲してるんだよ。知ってた?)が、猛反発した。「じゃ、せっかくのデジタル媒体を使ってマイクで録音する周りの音しかないのか」って。それと一緒。

繰り返すが、著作権自体を脅かすような違法な奴等、特に秋葉原とか日本橋で外人が二束三文で売っているCDのようなものはどんどん摘発すべし。そして重罪にするべし。しかし、個人用途はまた別だと思う。
特に、どんなに売れそうもないCDでも、TUTAYAとか大手レンタル業者は必ず買ってくれるわけじゃない。その売り上げさえなくしちゃうんだよ。わかりる?わかりた?ヤンパラヤンヤンヤン。(い、イカン。ここ数日、数年に一度の宗兄弟、じゃなくて躁状態が続いてるので、勝手にペンが走ってる。ペンじゃなくてカニ型キーボードだけど。それにしても浜ちゃんは巨乳好きなんだなぁ。なんやかんやで乙葉のぷよぷよ二の腕を押さえて触るふりして、その腕ごしに乳に押し付けて感触を確かめてたもんなぁ。いいなぁ。乙葉ちゃん、僕にも。)

いい曲を作りなさいよ。そのためには今のプロダクション形式の(プリプロ、ポスト含む)作り方、売り方をやめること。
その上でどうすればいいのかって?へへ。教えな~い。
商売として計算するのをまずやめるこったね。
そろばん弾いて、基、電卓弾いて作る曲は人の心に染みないよ(いい事言うなぁ)。

結論。音楽を、商売でやっちゃいけないよ。(寅さん風に)

0:00:01 音楽 | |

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» 音楽業界団体が配布してるP2Pソフト削除ツールで思う事 [Ge-log(げろぐ☆)(゚皿゚)/(゚皿゚)/]
ニュー速+で常駐してた専用スレが消えちゃったんで、こっちで続き!(意味不明) 音楽CDやDVDの売り上げが不振なのはコピーのせいだとして、CCCDやら、開封後化学反応により48時間でdiskを破壊させる48DVDやら(これは返しに行く手間が省かれるレンタルDVDみたいな位置づけ...... [続きを読む]

受信: 2005.10.10 05:01

コメント

そして、ソニーも…

ソニーの音楽CD、ウイルスに悪用される恐れ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051102-00000001-wir-sci

ソニーのCCCDがコンピュータウィルス配布?
ttp://blog.livedoor.jp/dayly_life/archives/50250723.html
>このウィルスCDは、最初に使用条件が表示され同意を求められるが、
>アンインストール機能は用意されておらず、ウィルスの削除を試みると
>発病し、CD/DVDドライブを破壊し、以後ドライブを使用不能にする。

投稿: げろみ | 2005.11.06 05:59

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